2024 11,24 23:13 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2006 03,01 07:31 |
|
季節もめぐり、気がつけば春。
競馬界でもはなやかなクラシックシーズンの到来です。 今週末は皐月賞トライアルである弥生賞が開催されますが、昨年はディープインパクトが制し後の三冠達成への足掛かりとしたこのレース。 今年の優勝馬は、果たして? そんな訳で今年もクラシックシーズンですが、今年はかなり早い時期からファン・関係者の間で言われることがあります。 いわく、「今年は戦国クラシック」であると。 戦国の表す通り、今年のクラシック世代は混戦模様ですね。 サクラメガワンダー、フサイチリシャール、アドマイヤムーン。 戦いが繰り広げられるたびに、新たな有力馬が誕生し、戦力図が刻一刻と複雑に塗り変わるという……ディープ一色だった昨年とは逆に、今年のクラシック戦線は誰が勝つか分からないまさに戦国クラシックです。 さて、そんな模様をみせるクラシック戦線ですが、そのようになったことには明確な理由があるとされています。 サンデーサイレンスというトップサイヤーの消失による、種牡馬の世代交代です。 サンデーサイレンスが近年の日本競馬にとって最高種牡馬であったことには異論を唱える人はいないと思います。 数々のG1ホースを送り出し、毎年のようにクラシックをサンデー産駆が座巻していたのですから。当然のように、昨年無敗の三冠馬となったディープもサンデー産駆……まさに偉大なる馬でしたね。 (ちなみに昨年の皐月賞3着、菊花賞2着だったアドマイヤジャパン。皐月2着、ダービー3着、菊花4着のシックスセンスも共に父はサンデーサイレンス。また昨年のダービー2着馬インティライミはサンデーの息子であるスペシャルウィークの子……というと、いかにクラシック戦線におけるサンデーの血の影響力が大きいかが分かります) しかし、そのサンデーもこの世を去ってしまい、今年のクラシック世代はサンデー産駆最終世代。さらに生産期にサンデーが亡くなったためその数は例年の半数ほどになっています。 つまり。 例年ならクラシック候補に必ず台頭するはずのサンデー産駆がいなくなってしまった訳なんですね。 だからこそ、今年のクラシックは戦国模様となっていると。 果たして今年のクラシックはどの馬が覇者となるのか? さらにサンデー産駆が消える来年以降、その「後継種牡馬争い」を制することになるのはどの名馬か? 21世紀を越え、無敗の三冠馬を迎えた日本競馬界は、またひとつの転換期を向かえようとしているのかも知れませんねぇ……。 PS:ちなみにクラシックよりも、ディープやハーツが(海外遠征で)不在となる、夏以降の古馬中距離路線(宝塚記念とか)の方が、もっと戦国になるかもね。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |