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2006 10,22 22:24 |
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注目の菊花賞。
メイショウサムソンによる2年連続での三冠馬誕生が成されるかいうが焦点を集めましたが、結果は三強と目されていたサムソン、ドリームパスポート、アドマイヤメインのいずれでもなく、上がり馬のソングオブウインドが初重賞制覇をクラシックで成し遂げるという形になりました。 それにしても……。 レース後の各ジョッキーのコメント抜粋 武豊(アドマイヤメイン@3着) 「イメージ通りのタイムでのレース。押し切りたかった。それにしても幸四郎がいたとは……(武幸四郎は豊の弟)」 横山典弘(ドリームパスポート@2着) 「距離の不安もなく、スムーズにレースできました。去年の豊(後方から追い込んだディープ)の気持ちがわかりましたが、まさか幸四郎がいたとは……」 ゴール瞬間のフジアナウンス 「武は武でも幸四郎……!!」 ちょっ……あんたら……(苦笑 あっと驚く幸四郎……。 別の意味で騎手・武幸四郎のパフォーマンスとアナウンスの歴史に新たな記録が刻まれた日でした(笑 それにしても勝ったソングオブウインドは強かったですね。 武豊騎手が観衆をあっと言わせる大逃げをうって、それを直線で捕らえたドリパスをさらに外から交わしていった訳ですから……。 勝ち時計はコースレコードの3分2秒7。それでソングの上がり3ハロン(最後600mのタイム)は33秒5なんですよ。 去年のディープは同じように逃げたアドマイヤジャパンを直線捕らえて上がり33秒3で3分4秒6での決着。 今回の菊花賞。少なくとも昨年の菊花賞と比べるなら、確実に今年のそれの方がよりレベルが高く。 菊花賞の内容だけで言うならソングオブウインドの方がディープインパクトより「強い」勝ち方だったと思います(=ソングの方がディープより強いとはなりませんが)。 もうひとつすごいのが、勝ったソングがエルコンドルパサー産駆であったこと。 エルコンドルパサー。今年のディープの凱旋門賞挑戦より7年前に同じく凱旋門に挑み2着になった近年の日本競馬史上でも最強馬候補の筆頭にあげられる名馬でしたが、繁殖に入ってすぐ早逝してしまいソングはその最終世代でした。 そのエルコンの息子が、最後の産駆世代で最後にクラシックに挑戦できる 年に最後の一冠の菊花賞で最後の直線を驚異的な末脚で制す……。 サムソンの敗北によってシービー・ルドルフに続く2年連続三冠馬誕生のドラマはなくなりましたが、それによってこうした新たなドラマが誕生するのです。 まさに。 競馬、それは浪漫。 PS:クラシックレース2-3-2着で最後の一冠もすんで逃したドリパスと、これで4年連続菊花賞2着のノリちゃんに幸あれ。 しかし、ドリパスの万能ぶりと善戦マンぶりも異常だなぁ。 PR |
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